2023大学受験

日本女子大の合格発表結果を誰よりも詳細に分析して入試運用改革の必要性を静かに叫びます。果たして届くか。

昨日3/27、日本女子大学HPに繰上げ終了のお知らせが掲載され、今年度の合格者数が確定しました。 この記事の前半では前回発表(3/11)以降の繰上げ状況を軽く整理し、問題点を指摘します。後半では合格状況の全体を総括して入試運用改革の必要性を問います。 …

慶應義塾大学の文系合格者数が確定。繰上げ結果を総括すると脱コロナと厳格化緩和の流れが見えてきました。

いよいよ慶応義塾大学の繰上げ発表も最終盤を迎え、昨日3/24に文系全学部で打ち切りの案内がありました。この記事の前半では今週の状況を簡単に整理し、後半は今年の繰上げ結果を総括します。 今週の動向 追加繰上げが無いまま、法(3/20)、政(3/24)、商A(3/2…

今週の繰上げ発表で合格を掴み取った上智大学受験生の皆さん、おめでとうございます。そしてお疲れさまでした。

今週3回の繰上げ発表を行なった上智大学。その4回目、5回目の開示情報を元に現在の合格状況を整理します。数は少なかったものの、合格された受験生の皆さんはお疲れさまでした。 前回までの状況はこちら wellbalancedlife.hatenablog.com 2023繰上概況(文系…

昨年の上智大学が最終週に出した繰上げ合格数を確認します。補欠上位の皆さんには希望ある数字です。

今年の大学入試も大詰めを迎え、国公立後期の合格発表と私立の繰上げ発表を残すだけとなりました。 この記事では2022年度の上智大学入試における繰上発表日ごとの繰上数と最終繰上率を試験方式ごとに掲載します。 なお国公立後期の発表が3/20(月)〜3/22(水)…

慶應義塾大学の繰上げ発表山場の週を振り返ります。2巡目に入った学部もあれば、打ち切りになった学部もありました。

今週は国公立大学(前期)の合否が出た翌週ということで多くの繰上げが期待された週でした。この記事では3/17時点の慶應義塾大学の繰上げ状況を掲載します。 最終結果はこちら wellbalancedlife.hatenablog.com 今週の動向 政、商A、商B、総合政策で繰上げ2…

上智大学が異常と思えるほど合格者を増やしています。3/15開示データの詳細を掲載します。

上智大学から開示された3/15時点の繰上データを元に、学科別の詳細を掲載します。 記事の前半では試験方式ごとの内訳、後半では今年度の繰上2回の内訳が分かるよう掲載しています。 前回の記事はこちらから。 概況 共テ利用 正規合格発表直後の予想では共テ…

【速報】合格数が過去最多を更新中の上智大学から2回目の繰上情報が開示されました。試験方式別に概況を掲載します。

2023年度入試で正規合格者を激増させ、過去最多合格数を更新中の上智大学から繰上げ2回目の情報が開示されました。この記事では試験方式別に3/15時点の概況を速報します。 なお、学科別の詳細は明日の掲載を予定しています。 2023繰上概況(文系学部) 全方…

日本女子大学の繰上げ合格は早稲田を上回る奇跡なのか。発表3日目にして出た合格者の数に言葉を失いました。

日本女子大学から繰上げ発表3日目にして漸く初の合格者が出ました。 その数わずか19名。 2/3の入試日から数えることひと月と10日余り。2/10の合否発表(補欠発表)からひと月以上。入学手続きの締切日からも1ヶ月近く経過。 その後、2/22と3/3の繰上げ発表予…

もはや繰上げ合格という名の奇跡。早稲田という超人気大学・超人気学部の繰上げ実績にただ嘆息。

いよいよ今週半ばから関東私学の雄・早稲田大学の繰上げ発表が始まります*1。 果たしてこの超人気大学に繰上げ合格というものが存在するのか、発表に先立って3/10に速報された今年度の正規合格数と過去3年(試験方式が途中で大きく変わった一部の学科は2年)…

来週は繰上げ発表の期待大。慶應義塾大学の繰上げ発表スケジュールと繰上げ数を振り返ります。

この記事では慶應義塾大学の繰上げスケジュールについて過去5年分と今年(3/12現在)の状況を整理して掲載します。 ※過去データはこちらを参考にしました。 今年の入学手続き締切が明日3/13(月)のため来週は2回目の繰上げが期待できる週です。脱コロナショッ…

今年は大量補欠繰上げの予感@日本女子大。後期試験結果を踏まえて繰上げ学科を再予測。

先日、日本女子大学の共テ利用(後期)合格発表があり前期含めた正規合格数が確定しました。 この記事では現時点での合格数と繰上げ状況について整理し、今後、繰上げが期待できる学科について前回記事予想から変更があるのか検証を行ないます。 前回の記事…

立教大学は2回目以降の合格発表をどのように出しているのか!?学科別に整理しました。

過去5年に遡って立教大学の合格者を学科別(専修別)に整理しました。この記事では2回目以降の合格者割合が直感的に分かるよう、合格発表が複数回ある試験方式だけ集計して掲載しています。 今年のデータが全く開示されてないので比較も出来ず参考の参考程度…

早くも補欠全員が繰り上がる学科が慶應義塾大学で発生。2021年度の大量繰上げの再来も!?

今日は慶応義塾大学から3回目の繰上げ発表があり商A54人、商B16人、総合政策15人、環境情報66人の受験生が合格しました。 中でも今日1回の発表で補欠候補全員が繰り上がるという離れ技を繰り出した環境情報の受験生の皆さんは一気にストレスから解放されたこ…

慶應義塾大学2回目の繰上げ発表は今後を占う重要なものでした。

慶應義塾大学から2回目の繰上げ発表があり、経済Aで237名、経済Bで100名が合格となりました。繰り上がった受験生の皆さん、おめでとうございます。 今日で文系全体での繰上げ率は34%となり、2019〜2020年度水準に達しました。法が若干弱いものの文、経済、政…

日本女子大・後期試験の合格発表が近付いてきました。今年の志願者数はどうだった!?

日本女子大の後期試験(共通テスト利用)合格発表が来週3/7(火)に近付いてきました。前期試験の繰上げを待っている受験生にとってこの早い発表は嬉しいですよね。ここで合格をつかんでおきたいところです。 過去の志願倍率と今年の志願状況を掲載しましたの…

慶應義塾大学が繰上げ数を公開したので掲載します。

慶應が3/3時点の繰上げ数を公開しました。初回は文、法、政で繰上げがあった模様です。他学科は来週以降に持ち越しですが早めに発表されると良いですね。 受験生のみんなが希望する大学に合格しますように。

上智大学が1回目の補欠繰上げ数を公開したので掲載します。

上智大学が3/2時点の補欠繰上げ数を公開しました。既に昨年の全合格数を超えて繰上げを出している学科もあり、全学部(文系のみ)の合格者数は過去最多を更新しました。 受験生のみんなが希望する大学に合格しますように。

上智大学が繰上げ発表を開始しました。過去5年の合格者推移を学科別・試験方式別に掲載します。

上智大学が繰上合格の通知を開始しました。共テ利用方式の繰上げは殆ど無いと予想してましたが、ネットで繰上げ報告が上がり始めてますね。 一方で入学手続きを締め切ったばかりのTEAP利用や共テ併用方式は来週から本格的に繰上げが始まると思われます。とい…

慶應義塾大学の補欠繰上げは発表何回目までが勝負なのか!?学科別の傾向を確認して今年を占います。

この記事では慶応大学を受験して補欠となった方の参考となるよう過去5年分の繰上げ状況を 年度別 学科別(試験方式別) 発表回別 に整理して傾向を示し、今年を占います。 慶応大学の繰上げ発表について 事前に繰上げ発表日を公開しておらず、試験方式ごとに…

慶應義塾大学に厳格化緩和ショックは起こったのか!? 繰上げ率の推移から見る今年の懸念点を確認します。

私学最高峰の大学のひとつ、慶應義塾大学・文系学部の合格発表が終了し、残すは繰上げ発表を待つだけとなりました。今日は過去3年の開示データと今年の開示データを元に厳格化緩和の影響を確認し、もうひとつの気になる点を指摘します。 記事の最後には各学…

上智大学の繰上げ率の傾向から補欠合格の可能性が高い学科を予測します。

今日は上智大学の補欠繰上率(補欠合格率)を確認して合格の可能性が高い学科を予測します。記事の最後に学科別、試験方式別の繰上率を掲載しましたので受験生の方は参考にしてみて下さい。 なお今年は厳格化緩和の影響と共テ3教科型の導入もあって正規合格…

立教大学の追加合格の可能性を示すデータが残酷なものでした。合格発表方式の改善を願います。

昨日は立教大学の合格発表日でしたね。受験生の皆さんお疲れさまでした。1回目で合格された方はおめでとうございます。合格しなかった方も出来るだけ早い発表で合格の二文字を見られるといいですね。 2018~2023の追加合格状況はこちらの記事へ ところで数年…

激増した上智大学の正規合格者数から補欠合格の増減を予想してみました。

一昨日開示された上智大学の合格者データを試験方式別に確認し、補欠合格の増減を予想します。 TEAP利用方式 今年の正規合格は昨年比+151人(+17%)でした。TEAP利用方式全体の合格者が昨年同程度と仮定すると、補欠合格は20%程度減る可能性があります。 共…

【速報】上智大学の正規合格者数が凄まじい数字になりました。定員厳格化「緩和」の影響恐るべし・・・いや、これがあるべき姿なのしょうね。

本日、上智大学から今年度入試における正規合格者数が開示されました。先に開示があった日本女子大は予想に反して正規合格者数を減らしており、緩和の影響は見られませんでしたが、上智大学はいかに。 ☆集計の都合で文系学科に特化した内容です。 wellbalanc…

日本女子大の後期試験(共テ利用)狙い目学科を過去3年の入試結果を元に探ります。

日本女子大学の共通テスト利用入試は試験前に出願する前期型と試験後に出願できる後期型があります。前期試験や個別試験は既に結果が発表され、後期試験の出願も始まっています。ここでは、過去3年の入試結果を元に後期試験の狙い目学科を探ってみます。 後…

日本女子大学の補欠繰上げ学科を予測します。長期戦に向けて心の備えになりますように。

日本女子大学の昨年データを検証し、今年度入試で繰り上がりの可能性が高い学科を予測しました。 最新の予測はこちらにまとめてあります。よろしければどうぞ。 3/14 初の繰上げ合格が出ました。 3/27 合格者数が確定しました。 wellbalancedlife.hatenablog…

上智大学の補欠合格が異常な状況に。これは何を意味しているのか!?過去5年分の補欠合格データを調べてみました。

合格発表真っ只中にある上智大学の補欠合格状況を調査しました。簡単に傾向を振り返り、過去5年分の試験方式別データも掲載しておきます。 ☆集計の都合で文系学科のみ 2018~2023繰上げデータはこちら↓ 合格者推移 以下のグラフは過去5年の正規合格と補欠合格…

日本女子大に見る定員厳格化「緩和」の影響を2023年度入試データで確認してみました。

今年度の大学入試トピックのひとつに、入学定員厳格化の「緩和」があります。その影響を日本女子大を例に検証していきます。 入学定員厳格化とは 国が定める定員基準を超えて入学者を出した私立大学への補助金をカットするというものです。国は2016年度から2…

早稲田大学の新方式入試倍率が1倍台!? 難関私大の志願動向をチェックして入試改革の難しさを改めて感じました。

関東私立上位校(早慶上智GMARCH)の志願者動向チェック、最後は早稲田大学です。インテリなイメージの慶應に対して自由闊達なイメージ(東大と京大の関係?)を持つ早稲田大学。娘も一時期候補にしていたようですが、あまりのレベルの高さに途中から早稲田…

ようやく確定した法政大学の志願者数が激減!?理由を探ります。

GMARCHの試験日程も終盤戦に入った2/10。法政大学の志願者数がようやく確定しましたので今さらですがチェックしてみます。 ☆集計の都合で文系学科に特化した内容です。 試験方式をざっくりと整理。 T日程入試(全学部統一日程) 2科目のみ。 A方式入試(個別…