2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

慶應義塾大学の補欠繰上げは発表何回目までが勝負なのか!?学科別の傾向を確認して今年を占います。

この記事では慶応大学を受験して補欠となった方の参考となるよう過去5年分の繰上げ状況を 年度別 学科別(試験方式別) 発表回別 に整理して傾向を示し、今年を占います。 慶応大学の繰上げ発表について 事前に繰上げ発表日を公開しておらず、試験方式ごとに…

慶應義塾大学に厳格化緩和ショックは起こったのか!? 繰上げ率の推移から見る今年の懸念点を確認します。

私学最高峰の大学のひとつ、慶應義塾大学・文系学部の合格発表が終了し、残すは繰上げ発表を待つだけとなりました。今日は過去3年の開示データと今年の開示データを元に厳格化緩和の影響を確認し、もうひとつの気になる点を指摘します。 記事の最後には各学…

上智大学の繰上げ率の傾向から補欠合格の可能性が高い学科を予測します。

今日は上智大学の補欠繰上率(補欠合格率)を確認して合格の可能性が高い学科を予測します。記事の最後に学科別、試験方式別の繰上率を掲載しましたので受験生の方は参考にしてみて下さい。 なお今年は厳格化緩和の影響と共テ3教科型の導入もあって正規合格…

立教大学の追加合格の可能性を示すデータが残酷なものでした。合格発表方式の改善を願います。

昨日は立教大学の合格発表日でしたね。受験生の皆さんお疲れさまでした。1回目で合格された方はおめでとうございます。合格しなかった方も出来るだけ早い発表で合格の二文字を見られるといいですね。 2018~2023の追加合格状況はこちらの記事へ ところで数年…

激増した上智大学の正規合格者数から補欠合格の増減を予想してみました。

一昨日開示された上智大学の合格者データを試験方式別に確認し、補欠合格の増減を予想します。 TEAP利用方式 今年の正規合格は昨年比+151人(+17%)でした。TEAP利用方式全体の合格者が昨年同程度と仮定すると、補欠合格は20%程度減る可能性があります。 共…

【速報】上智大学の正規合格者数が凄まじい数字になりました。定員厳格化「緩和」の影響恐るべし・・・いや、これがあるべき姿なのしょうね。

本日、上智大学から今年度入試における正規合格者数が開示されました。先に開示があった日本女子大は予想に反して正規合格者数を減らしており、緩和の影響は見られませんでしたが、上智大学はいかに。 ☆集計の都合で文系学科に特化した内容です。 wellbalanc…

日本女子大の後期試験(共テ利用)狙い目学科を過去3年の入試結果を元に探ります。

日本女子大学の共通テスト利用入試は試験前に出願する前期型と試験後に出願できる後期型があります。前期試験や個別試験は既に結果が発表され、後期試験の出願も始まっています。ここでは、過去3年の入試結果を元に後期試験の狙い目学科を探ってみます。 後…

日本女子大学の補欠繰上げ学科を予測します。長期戦に向けて心の備えになりますように。

日本女子大学の昨年データを検証し、今年度入試で繰り上がりの可能性が高い学科を予測しました。 最新の予測はこちらにまとめてあります。よろしければどうぞ。 3/14 初の繰上げ合格が出ました。 3/27 合格者数が確定しました。 wellbalancedlife.hatenablog…

上智大学の補欠合格が異常な状況に。これは何を意味しているのか!?過去5年分の補欠合格データを調べてみました。

合格発表真っ只中にある上智大学の補欠合格状況を調査しました。簡単に傾向を振り返り、過去5年分の試験方式別データも掲載しておきます。 ☆集計の都合で文系学科のみ 2018~2023繰上げデータはこちら↓ 合格者推移 以下のグラフは過去5年の正規合格と補欠合格…

日本女子大に見る定員厳格化「緩和」の影響を2023年度入試データで確認してみました。

今年度の大学入試トピックのひとつに、入学定員厳格化の「緩和」があります。その影響を日本女子大を例に検証していきます。 入学定員厳格化とは 国が定める定員基準を超えて入学者を出した私立大学への補助金をカットするというものです。国は2016年度から2…

早稲田大学の新方式入試倍率が1倍台!? 難関私大の志願動向をチェックして入試改革の難しさを改めて感じました。

関東私立上位校(早慶上智GMARCH)の志願者動向チェック、最後は早稲田大学です。インテリなイメージの慶應に対して自由闊達なイメージ(東大と京大の関係?)を持つ早稲田大学。娘も一時期候補にしていたようですが、あまりのレベルの高さに途中から早稲田…

ようやく確定した法政大学の志願者数が激減!?理由を探ります。

GMARCHの試験日程も終盤戦に入った2/10。法政大学の志願者数がようやく確定しましたので今さらですがチェックしてみます。 ☆集計の都合で文系学科に特化した内容です。 試験方式をざっくりと整理。 T日程入試(全学部統一日程) 2科目のみ。 A方式入試(個別…

共通テストB判定の合格率って実際どうなの!?2022年の青学・法政入試データで検証してみました。

今日はデータネットの集計結果に基づいて判定を行うインターネット選太君の信頼性を検証してみます。 インターネット選太君とは 共通テストの自己採点結果を駿ベネが集計したデータネット上で提供される合否判定システムです。 dn-sundai.benesse.ne.jp 判定…

共通テストボーダー得点率の信頼性はどれだけ!?2022年度入試データで検証してみました。

私立大学の入試日程も進み、共通テスト利用方式の合否発表が近付いてきました。今日は早稲田でありましたっけね。そこでボーダー得点率ってどれだけ信用できるの?という疑問に昨年の入試データを使って検証してみました。さて結果はいかに。 ボーダー得点率…

唯我独尊我道を行く慶應義塾大学の志願者動向はどんなだ!?

関東の、いや、日本の私大最高峰の呼び声高い名門・慶應義塾大学。遥か雲の上の存在だったので我が家の受験では候補の俎上にものぼらなかった大学です。なので、ここに書くまで大学の詳細も試験方式も何も知りませんでしたw ☆本稿は文系学科に特化した内容…

学習院大学の謎方式は今年の台風の目か!?志願者動向をチェック!

GMARCHの一角、学習院大学の2023年度志願者動向を確認します。MARCHと対等に扱うべきか扱わざるべきかは受験界隈で議論が喧しいですが、ここではGMARCHとして扱うことにします。なぜなら我が母校だからw ☆毎度書きますが、この投稿は文系学科に特化した内容…

中央大学の志願者動向をチェック。看板学部の都心回帰の結果はいかに。

中央大学の2023年度志願者動向をチェックしてみます。個人的には昨日の青山学院とは真逆のイメージ(質実剛健。青学に失礼かw)の大学です。 今年は4月に茗荷谷キャンパスが開設され、看板学部の法学部が都心に戻ってくるビッグイベントがあります。 ☆いつ…

青山学院大学の志願者動向に見る不自然さを探ってみます

GMARCHで一番華のある(気がする)青山学院大学の2023年志願者動向をチェックしていきます。志願動向の不自然なデータの中に隠された真実(らしきもの)を見つけましたので、後半ではそこに言及します。 ※いつも通り、理系学科については集計対象外となりま…

立教大学の志願者動向が大変なことになっているので少し掘り下げて考えてみました

来年、創立150周年を迎える立教大学の志願者動向をチェックしてみます。立教は今年の箱根駅伝に55年振りに出場したことでも話題となりましたね。 ☆いつもの通り文系学科に特化して書いてます。 まずは試験方式の概要から。立教大学は入試改革に積極的に取り…

明治大学志願者数が確定しました。

今日はGMARCHで圧倒的人気を誇る明治大学の志願者数が確定しましたので、チェックしてみます。全学部入試も2/5と近付いてきましたしね。 ☆集計の都合上、文系学科に限った話となります。 まずは明治大学の入試方式をざっくり見てみます。 ●学部別入試 ●全学…

上智大学の受験志願者が確定したので考察してみます(文系のみ)

いよいよ明日から関東私立大の難関校(具体的には早慶上、GMARCH)の個別試験が始まります。 先陣を切るのは上智大学です。 今年度から共通テスト利用試験で3教科型が採用(従来は4教科型だけで利用しにくかった)され、志願者の大幅増が見込まれましたが実…