一昨日開示された上智大学の合格者データを試験方式別に確認し、補欠合格の増減を予想します。
TEAP利用方式
今年の正規合格は昨年比+151人(+17%)でした。TEAP利用方式全体の合格者が昨年同程度と仮定すると、補欠合格は20%程度減る可能性があります。
共テ併用方式
上智の入試メイン方式である共テ併用方式では正規合格者が昨年から215人244人増加(+10%)しました。昨年同程度の合格者を出すとすると補欠合格者は25%程度減らすかもしれません。
*経営学科の集計が漏れていたためグラフを差替えました(2022/2/23追記)
共テ利用方式(4教科型)
正規合格は年を追うごとに増え、今年は+423人(+61%)です。補欠合格は出てもごくわずかであると予想されます。
共テ利用方式(3教科型)
初年度のため傾向が見えません。ただ、4教科型の状況を踏まえると補欠合格は少数の可能性が高いです。そもそも共テ利用方式で補欠を出す大学自体少ないので上智も他の大学に倣う可能性もあり得ます。
まとめ
激増した正規合格者数の大部分が共通テスト利用方式によるものであることが分かりました。TEAP利用や共テ併用方式の補欠合格は20%程度の減少に留まる可能性が高いと予想します。
一方、共テ利用方式に関して補欠合格はあまり期待しない方が良いかもしれません。
受験生のみんなが希望する大学に合格しますように。