日本女子大の後期試験(共テ利用)狙い目学科を過去3年の入試結果を元に探ります。

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日本女子大学の共通テスト利用入試は試験前に出願する前期型と試験後に出願できる後期型があります。
前期試験や個別試験は既に結果が発表され、後期試験の出願も始まっています。ここでは、過去3年の入試結果を元に後期試験の狙い目学科を探ってみます。

後期試験概要(2023年度)

まずは後期試験の概要から。

出願期間

2/10(金)〜2/24(金)

合格発表日

3/7(火)

入学手続き締切

3/14(火)

試験科目・配点等

*前期と後期で試験科目や配点に違いがある箇所をオレンジにしてあります。

後期狙い目学科

後期の募集が無い食物学科以外の合格最低得点率と倍率を前後期で比較して後期の狙い目学科を探っていきます。

家政学

日本女子大らしい学科の集まる家政学部。児童学科が昨年から後期試験を採用しました。前期日程より倍率が低く、後期は狙い目かもしれません。政経も後期は安定して低めです。昨年、倍率が跳ねた被服の後期も2021年度までは1倍台前半と超低倍率でした。今年は反動減の可能性を踏まえて狙ってみたい学科です。

文学部

文学部は前後期とも総じて低倍率です。日文は前期に比べて国語の配点が高い後期でなぜか最低得点が低下する傾向にあります。昨年の後期倍率はなんと1.1倍。どの学科も積極的に後期チャレンジする価値ありです。

人間社会学部/国際文化学部

比較的得点率が高めの学科が集まっています。その中でも後期の狙い目は教育心理国際文化でしょうか。ただし文化学科から改組した国際文化学科は、前期試験で昨年の倍程度の受験者があり、倍率が跳ねています。後期も人気を集める可能性があるので注意です。

理学部

化学生命の後期は科目・配点ともに前期と変わらないにもかかわらず圧倒的にボーダーが上がってしまうため、前期不合格だった受験生の後期逆転は厳しそうです。一方、科目が前期と異なり英数のみになる数物は安定して低倍率を維持しています。共テ英数で得点を稼いだ受験生は逆転のチャンスが大いにあるかもしれません。

まとめ

年によってバラツキはあるものの、化学生命を除いたどの学科も比較的倍率が低く、前期試験と比べて最低得点が大きく上がるような学科も見られないことから、上位校から流れてくる後期受験者は少ないと思われます。

ということで、昨年までの合格最低得点率を超える得点の保有者は上記の狙い目学科に限らず、積極的に出願すべきでしょう。特に補欠繰り上がり待ちの受験生には複数学科への追加出願を強く勧めます。

【参考】後期志願者数

2/17時点

2/24時点

2/27時点

2/28確定

受験生のみんなが希望する大学に合格しますように。