先日、日本女子大学の共テ利用(後期)合格発表があり前期含めた正規合格数が確定しました。
この記事では現時点での合格数と繰上げ状況について整理し、今後、繰上げが期待できる学科について前回記事予想から変更があるのか検証を行ないます。
前回の記事はこちら。
最終結果が出ました。
wellbalancedlife.hatenablog.com
合格状況
下記は過去4年の全合格者数と今年度の正規合格者数を集計(前回記事の表に共テ後期の合格者数を加算)した表です。
今年度の正規合格者数は過去4年の全合格者数と比べると500人少ないことが分かります。
補欠&繰上状況
一方で補欠数は766人。そして現時点の繰上げはゼロです。大学が上の500人を繰上げで埋める必要があるならば、ここからかなりの合格が生まれる可能性があります。
ただし今年は一般入試の募集人数を減らして学校推薦枠を増やしており、その影響は割り引いて考えないといけないかも・・・です。
余談ですが、昨年まで繰上げ発表日を事前公表せずにいた日本女子大も今年は繰上げ発表日を決めて対象者に通知したようです。
ところが発表当日になってもHP上には何の情報も掲載されず、当日は待ちくたびれた受験生が続出していました。ゼロならゼロと発表するとか、繰上げ通知の開始時間を決めてあげれば良いと思うのですが。待たされる側の気持ちを考えれば分かることなんですけどねぇ。
繰上げ学科予測
前回の記事では、繰上げ合格が出る学科の仮説をこう立てました。
1.正規合格数が繰上げを含む過去の平均合格数比で80%未満の学科
2.同指標が80%以上100%未満かつ補欠数が正規合格数比で50%以上の学科
日本女子大学の補欠繰上げ学科を予測します。長期戦に向けて心の備えになりますように。 - 家庭のこと。家計のこと。
そして共テ後期含む合格数を元に改めて予測したものが下記になります。
仮説1に該当する青色の学科
- 児童
- 被服
- 現代社会
- 心理
- 化学生命
では、かなりの確率で繰上げがあると予想します。前回仮説2に該当した心理は共テ後期の合格が非常に少なかったため仮説1に該当するようになりました。他の4学科は前回予測から変更ありません。
仮説2の該当学科はありませんでしたがオレンジで示した学科は正規合格の過去比が低目で、補欠割合が高めな学科ですので十分に繰上げが期待できます。こちらには新たに社会福祉と文化を追加しました。
また500人を埋めるという今年の事情を考えると、赤で示した史と教育でも繰上げが出ておかしくありません。
2019年に似てるのは偶然?
上の表では表現出来ていませんが実は今年の正規合格数と補欠数の状況は2019年度にそっくりです。偶然にしては過ぎると思いますが、どうなんでしょうね。
正規合格
2019年度:3,802人
2023年度:3,800人
補欠
2019年度:783人
2023年度:766人
繰上げ
2019年度:427人
2023年度:?人
過去の繰上げ率
最後に過去5年の学科別繰上げ率を掲載しておきます。
受験生のみんなが希望する大学に合格しますように。
過去記事もよろしければどうぞ。