中央大学の志願者動向をチェック。看板学部の都心回帰の結果はいかに。

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中央大学の2023年度志願者動向をチェックしてみます。個人的には昨日の青山学院とは真逆のイメージ(質実剛健。青学に失礼かw)の大学です。

今年は4月に茗荷谷キャンパスが開設され、看板学部の法学部が都心に戻ってくるビッグイベントがあります。

☆いつも通り、文系学科を対象にした投稿です。

例によって入試方式の概要と特徴をサマリます。

共通テスト利用選抜

 全文系学部で後期あり

6学部共通選抜

 国際情報学部で未採用

学部別選抜

 一般方式英語外部試験利用方式共テ併用方式の3種類に細分化され、学部によって採用方式が若干異なる。

 

英語外部利用や共テ併用の募集人数は少なめで、従来からある一般方式が主流であることも特徴と言えば特徴です。

 

以上を踏まえて志願動向をチェックしていきます。

まずは全体動向

志願者推移(文系のみ)

若干の増加(+1,336)ですね。法学部の都心回帰の割りには・・・って印象です。初年度で受験生も様子見でしょうか。

 

内訳を見ていきます。

共テ利用の状況は・・・・

志願者推移(共テ利用)

 

昨年の激減に続いて、若干とは言え減少してますね。他の私立難関大学の共テ利用はどうなんでしょうか。比べてみましょう。

共テ利用(法政は未確定)

2年連続で減少している大学は他にありません。国公立や早慶志願者がGMARCHを併願する際に共テ利用で出すケースが多いと思いますが、併願先の対象から外れつつあるのでしょうか。来年の状況に注目です。

 

次は一般選抜(6学部共通+学部別)の推移を確認します。

志願者推移(共テ利用以外)

こちらは2,100人以上の増加です。とりあえず安心しました。

昨年、大きく減少しただけに反動も大きめですが、それでも一昨年の水準には届いていません。

 

学部別の状況も見ておきます。

学部別

法学部の戻りが弱いのが気になるところですが、来年に期待でしょうかね。

法学部にフォーカスしてみます。

法学部(法政は未確定)

なんだかんだ言って、関東難関私大で一番の志願者を集めたんですね。その分、法政と立教が割りを食った形となりました。この様子からすると、来年は一昨年レベルまで戻す可能性を感じます。

 

今日は中央大学の志願者動向を見てきました。共テ利用志願者が減少傾向にあるのが気になりますが、看板学部の法学部が人気を保っていることも分かりました。引き続き注目して行きたいと思います。

 

さて、今週から関東の難関私立大学試験が本格的に始まりました。受験生の皆さん、頑張って下さいね!

受験生のみんなが希望する大学に合格しますように。