【早稲田】突出した倍率を維持する超人気大学!過去6年の受験者数と倍率の推移を確認します。

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過去6年間の受験者数と倍率の推移を確認するシリーズの最終回は早稲田大学です。

※本ブログの数字に理系学科は含まれていません。

まえおき

慶應と私学の双璧をなす早稲田大学ですが、その試験方式は対照的です。慶應が昔から独自試験のみなのに対し、早稲田は入試改革を推し進め、大きく試験内容を変えてきました。

いくつかピックアップしてみるとこんな感じ。

政経

2021年に一般選抜を共テ併用方式に変更、独自試験に総合問題を導入

教育

2023年から条件付き足切り有りの共テ併用方式(一般C方式)を追加

2021年にセンター単独利用を廃止、英語4技能テスト利用型を導入

国際教養

2021年にセンター単独利用を廃止、一般選抜を共テ併用方式に変更

文構

2021年にセンター単独利用を廃止

2021年にセンター単独利用を廃止

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こうした制度変更の結果、学部間で試験方式が大きく異なるようになり、学部併願対策が厄介になったように思えます。

そんな早稲田の受験者数や倍率の推移を見ていきます。

全体

日本一の人気私立大学をしても、この制度変更には受験生も戸惑ったのか受験者数を大きく減らし、2023年の倍率は2018年比▲2.3ポイントの6.1倍と下がりました。

それでも6倍台を維持しているというのは人気大学の証です。

一般方式

一般選抜だけで見てもやはり大きく減少しています。倍率は6.5倍に下がりましたが、元が9.3倍と尋常でなかったですのでね。

ちなみに独自試験方式から共テ併用方式に制度を変えた看板学部の政経

2018年:受験者数5,387人(倍率7.8倍)

2023年:受験者数2,362人(倍率3.3倍)

と、半減以下になりました。

共通テスト利用方式

教育以外の全ての学部でセンター単独(共テ単独)受験が可能でしたが、2024時点では政経、法、社学だけとなったこともあり、受験者数は概ね半減しました。

そもそも募集枠を狭めたので合格者数も減らしており、倍率は底堅いかな?

他大学との比較

全体

入試改革組の減少は仕方がないことで、早稲田であっても御多分に漏れずです。

一般方式

完全コロナ明けの今年、この人気校がどの程度戻してくるか気になります。

共通テスト利用方式

こちらはそもそも募集枠を減らしていますからあまり参考になりませんね。

私学の雄・早稲田大学の受験者数・倍率の推移を確認しました。

入試改革が与えた影響は大きいですが、それでも平均で6倍台の倍率を維持しており、関東難関私学の中ではダントツとなっています。

改革が一段落ついた一般入試で今年どの程度の回復を見せるか興味深いところです。

 

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