予想ボーダー(大学入試難易度ランキング・11/20版)に大きな変動があった試験方式・学科を紹介するシリーズの9回目。本日は「上智大学(その1)」です。
関東私学の最難関大学と言っても良い上智大学ですが、ここ数年の人気は今イチで、昨年の共通テスト利用以外の試験方式(TEAP/共テ併用)の平均倍率は2.9倍で、2018年度が6.6倍だった(※)ことを考えると異常なほどの低下を見せています。
(※)文系学科のみ
ここら辺については他大学との比較も含めて別記事に投稿したいと思います。
ともあれ、この記事ではTEAP方式と共通テスト併用方式のボーダーの変動状況を掲載します。
上智大学
一般方式(TEAP)
Up
なし
Down
史
65.0 → 62.5
英文
62.5 → 60.0
仏文
65.0 → 62.5
新聞
65.0 → 62.5
教育
65.0 → 62.5
心理
65.0 → 62.5
法
65.0 → 62.5
国際法
65.0 → 62.5
地球法
65.0 → 62.5
経済(理)
62.5 → 60.0
英語
62.5 → 60.0
独語
65.0 → 62.5
仏語
62.5 → 60.0
イスパニア語
65.0→ 62.5
ロシア語
60.0 → 57.5
ポルトガル語
62.5 → 60.0
総グロ
65.0 → 62.5
一般方式(共テ併用)
Up
国文
62.5(82%) → 65.0(81%)
Down
神
76% → 72%
哲
84% → 80%
史
67.5(86%) → 65.0(85%)
英文
65.0(81%) → 65.0(76%)
独文
82% → 79%
新聞
85% → 80% ★
社会
87% → 84%
国際法
83% → 79%
経営(英)
70.0(84%) → 67.5(82%)
英語
70.0(83%) → 65.0(79%) ★
独語
65.0(81%) → 62.5(77%)
仏語
62.5(83%) → 62.5(74%) ★
経済
67.5(78%) → 65.0(79%)
イスパニア語
65.0(81%) → 62.5(74%) ★
ロシア語
60.0(79%) → 57.5(72%) ★
ポルトガル語
60.0(79%) → 57.5(74%) ★
総グロ
67.5(83%) → 65.0(80%)
昨年同時期のボーダーと比較して偏差値で2.5以上、得点率で3%以上の変動があった方式を掲載し、中でも変動が大きいもの(偏差値で5.0以上、得点率で5%以上)に★印を付けてあります
次回は上智大学(その2・共通テスト利用方式)を掲載します。