慶應の正規合格と補欠候補の発表が先日終了しました。
この記事では過去6年の繰り上げ発表日ごとの合格者数、最終確定日と繰り上げ合格率について整理し、正規合格数を踏まえて今年の繰り上げ予想をします。
ネットに数多ある慶應の繰り上げ情報ですが、この記事では視覚的に分かり易い形式で表現してみました。
文字小さいのでスマホの方は横画面にすると見易いかもしれません。
※緑は各学科の繰上げ発表1回目、黄は2回目、ピンク3回目、茶は4回目を表します。
人文社会
昨年は一回目の発表が例年より早くあり、二回目以降の繰り上げはありませんでした。他学科含めて昨年は全般的に前倒しで発表が進んだ印象です。
なお、昨年以上の正規合格を出した今年の繰り上げは若干減るかもしれません。
経済A
こちらも昨年は1回目の発表で打ち切りでした。
毎年多くの繰り上げを出している経済Aですが今年も正規をそれほど増やしませんでした。例年通り上位から中位の方はほぼ合格と見て良いはずです。
経済B
Aより若干低いものの繰り上げ合格率は高位を保っています。
ただし1回目で打ち切りになることが大半なため、3月第1週の発表に期待して下さい。
法
昨年は異例の早さで1回目発表があり、その数も少なかったので次点ランクの方は期待を抱き続けながら3/20の確定まで辛い状況だったと思います。
繰り上げは1回だけと心しておいた方が良いかもしれません。
政治
昨年、法同様に異例の早さで1回目の発表があった政治ですが、3/17に2回目の繰り上げがあり、法と明暗を分ける形となりました。
今年は正規合格が多く、繰り上げはあっても1回の可能性が高いと予想します。
商A
ここ数年は複数回の繰り上げを出している商A。正規合格を100人以上増やした今年はどうなるでしょうか。
補欠数もかなり増えているため、繰り上げ率の低下は避けられないように見えます。
商B
商Bも正規を増やしてきました。繰り上げはここ数年にない厳しさかもしれません。
総合政策
他と比較してSFCは小出しに繰り上げする印象です。
また、例年3月上旬から3月末まで発表が続くため、中位〜下位ランクの受験生は長期間待たされる覚悟が必要です。
環境情報
昨年、初回で100%繰り上げた環境情報。今年は正規を増やしてきたので昨年のようには行かないはずです。
ただし2022年の例もあるので何があるか分かりません。1回目の発表が鍵を握りそうです。
まとめ
過去6年の繰り上げ合格状況から今年の繰り上げについて予想しました。
昨年は行政からの指導があったのか、繰り上げ発表を前倒す動きがあり、逆に長期間待たされた候補者も多かったと思います。
今年も心理的に長く辛い3月になると思います。多くの受験生が穏やかな春を迎えられますように。
繰り上げ1週目の状況はこちらへ
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