保険の見直しで生涯コストを大きく下げる(その2)

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父(私)の入院保険を見直して保険に掛かる生涯コストを下げることにしました。

wellbalancedlife.hatenablog.com

保険にかかる生涯コスト

すべての保険を今のまま続けた場合の生涯コストを試算するとこうなります。

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棒グラフが単年度の掛金(左軸)、折れ線が50歳からの累計額(右軸)です。80歳時点で累計が1,700万円を超えます。

大部分が私の生命保険(2,000万円)の掛金(赤い部分)で、年を追うごとにグググっと上がっていきます。保険は一種の賭けなので私が早くにあの世に行けば大勝ち(?)する訳ですが、それ以前に年金暮らしになった70歳以降に年間100万以上も払えるはずもない訳です。なので、子どもたちが社会人になるタイミングで保険金額を段階的に引き下げていきます。最終的にはお葬式代程度かなと。

私の入院保険

少し脱線しましたが今回見直す私の入院保険は10年定期ものです。定期保険は病気になる確率の低い若い頃は掛金が安く、それはそれで合理的ですが、収入が減る老年期に一気に掛金が上がり、負担が重くなるデメリットも持っています。

なお、保険内容はこんな感じです。

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よくある内容の保険ですが、入院1回あたり124日まで保険金が出るので長期入院のリスクに対応できるのは良いです。

保険は想定以上のリスクに対応するためのものなので、長期間の入院とか通常の治療では対応できないような病に掛かった時とかに対応できれば良いです。そういった意味では「30日までの入院は給付ゼロ。30日超えたら一日あたり1万円。支払い日数無制限」とか、そういった保険があってほしい。あるのか?

掛金はこんな感じです。

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(40〜49歳で下がってるのは余分な特約(がん保障特約)を外したため)

若いうちは安いのですが、60歳を越えるとグググっと上がります。そして80超えてからの掛金が不明なのは不安でしかありません。

そして累計コストを計算するとこうなります。

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50歳以降、79歳までに220万以上を支払うことになります。これまでの20年累計と比べて4倍以上です。そして80歳過ぎてからの掛金は想像するしかありませんが、長生きすればするほど苦しくなるという保険地獄を想像せざるを得ません。

見直し待ったなし、です。