前回の端末編に続いて、楽天モバイルの使用感レビュー(データ通信/音声通話編)です。
端末編はこちら。
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参考までにこれまでの使用量は
①データ 3.78GB
- 楽天エリア:3.62GB
- auエリア:0.16GB
②音声通話 38分35秒
③SMS 2回
です。
■楽天モバイルエリアについて
下は楽天モバイルが公開しているエリアマップです。
マップ上、我が家は楽天エリア(濃いピンク)にあり、スマホ画面の左上にもRakutenと表示されてるので楽天の電波を掴んでるように見えます・・・が、実際に掴んでる電波は楽天モバイルアプリでないと確認できません。
これは自宅で開いた楽天モバイルアプリの画面です。残念ながらパートナー回線エリアと表示されていて、auの電波を掴んでるようです。
2021年2月現在、エリアマップはあまり信用できないようです。
■データ通信について
自宅ではauの電波を掴んでいることもあり、純粋な楽天モバイルの実力を測ることができません。幸い、会社の事務所(東京都千代田区と中央区)では楽天の電波を掴んだので、数日テザリングして仕事で利用したところ快適に使えました。
下の写真は楽天の電波を掴んだ状態で測定したものです。かなり良好な結果だと思います。加入者が増えても維持できるか見ものです。
ところで楽天モバイルにはプラチナバンドが割り当てられていないため、直進性が高く遮蔽物に弱い周波数帯の電波が使われています。
うちの事務所ではビル奥まで電波届いてましたが大きな建物の屋内では掴めばラッキー程度に思っておいた方が良いかもしれません。基地局が充実してくるか、プラチナバンドの再配分が進めばここら辺の懸念は小さくなるはずです。
■音声通話について
計40分近くLinkアプリを利用して音声通話しました。
通話品質は全く問題ありません。通話が途切れるとか遅延が酷いとかそういったことは全く無く、固定電話レベルで使えます。
データ通信同様、今後もこの品質を維持出来るのであれば大手3キャリアに十分対抗できるのではないでしょうか。
メインで使ってるmineoに10分かけ放題オプションを追加するか、楽天モバイルの音声品質を確認してから決めるつもりでしたが不要と判断しました。しかも音声通話ではデータ量を消費しないため、無料キャンペーン終了後も維持費ゼロの電話機として利用することが可能です。これは本当にありがたい。
■まとめ
- 2021年2月現在、楽天のエリアマップはあてにならない
- 楽天エリアでのデータ通信品質は必要十分なもの
- Linkアプリを利用した音声通話品質も問題なし
- 加入者が増加してもこの品質が維持できるなら、3大キャリアを脅かす存在になる可能性あり
以上、楽天モバイルを2週間ちょっと使ってみてのレビューでした。