2月に多くのつぼみを付けていたクリスマスローズ
3月に入ると徐々に咲き始め、
途中、陽が入るようシマトネリコの葉を落としてやって
今、満開です。
一部はすでに色を落として緑に。紫陽花も徐々に葉を付け始めています。
一輪だけだったピンクのクリローも
仲間が増えて
もうしばらく目を楽しませてくれそうです。
いつの間にか株が増えていたクロッカスは
雨に打たれて葉だけになり、来年に向けて栄養を蓄えています。
猫の額ほどの庭で季節の移り変わりを知らせてくれる花たちです。
保険見直しで生涯コストを大きく下げる（見直し結果と各社保険プランの紹介）
今の入院保険を続けた場合、掛金累計額があまりに高額になるため、保険の見直しを行なうことにしました。
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利用したサイト
見直しにあたって利用したのは保険の窓口の通販サイトです。
希望する保険の種類／年齢／性別を入れるだけで複数の保険会社の一般的なプランの掛金が試算され、気になるプランを選ぶと各会社の見積もりサイトに移動して正確な金額を見積もることができ、非常に便利に使うことが出来ました。
条件
- 終身保険
- 入院給付5,000円/日
- 1入院あたり120日以上、通算1000日以上
- 手術給付10万円以上
- 先進医療特約あり
結果
結果からお伝えすると、条件を満たした中で最安価格だったメディケア生命の新メディフィットA（エース）に変更することにしました。
今の保険とほぼ同じ保障内容で、月額2,500円程度とリーズナブル。そして何と言っても掛金が変わること無く保障が続くのは非常に安心感があります。
生涯コスト削減効果
以下は50歳から30年間払い続けた場合の掛金累計グラフです。
30年間に支払う掛金は
- 従来の保険では220万円以上
- 見直すと100万円以下
となり、1/2以下にコストを抑えることに成功しました。
元が取れるのか？と言うのは無しでお願いします。保険はそもそも賭けなのでｗ
最後に、比較検討した4つの保険会社が扱う終身医療保険の特徴をまとめておきます。
アクサダイレクト生命
アクサダイレクトの終身医療
- 1,000円単位で入院給付金を自由に決めることが出来る
- 入院給付金は1入院あたり60日まで
- 61日以上入院したら一律50万円の給付金を受け取れるオプション有り
- 手術給付金を「受け取らない」選択ができる
- 3大疾病で入院後に保険料が免除されるオプションがある
- 退院後の通院時に5万円を受け取れる「通院支援」オプションがある
- 入院・手術を受けなかったら3年毎に5万円を受け取れる「健康祝い金」オプションがある
- 保険料の払込み期間を60歳まで／65歳まで／終身から選択できる
比較的選択肢が多く、DIY的に保険内容を組み立てることが出来るのが良いと思います。60歳もしくは65歳払済みにしてしまえば老後の支出を抑えることもできそうです。
また、長期入院に備えたオプション（61日以上で一律50万円給付）は他社に見られないオリジナルなものでした。
ただし、健康祝い金オプションは掛金が増えるだけでなく（特に短期入院の場合に）保険金を請求しない方向に心理を向かわせる契約者に不利なオプションなので注意が必要です。
オリックス生命
医療保険・新キュア
- 入院給付金は日額5,000円／7,000円／10,000円から選択
- 1入院あたり60日までだが、七大生活習慣病では120日まで（がん・心疾患・脳血管疾患では日数無制限）になる。これは変更できない。
- 先進医療給付や手術給付を「外す選択」ができない
- 保険料払込み期間を60歳まで／65歳まで／終身から選択できる
- 複数の一時金オプションがある
基本プランでも7大生活習慣病に保障が厚く、さらに一時金オプションが豊富なため、うまく組み合わせれば別でがん保険に入る必要が無くなるかもしれません。
基本プランから「外せない／変更できない保障」も多いので設計自由度が低い気もしますが、よく言えば選択肢が少なくて悩まずに済むとも言えます。
チューリッヒ生命
終身治療保険・プレミアムDX
- 入院給付金は日額5,000円／10,000円／15,000円から選択可能
- 給付日数は30日／60日／120日から選択できる
- 7大疾病時に給付日数が無制限になるオプションがある
- 手術給付を「外す選択」はできない
- 保険料払込期間の選択肢が「60歳まで／65歳まで／70歳まで／75歳まで／10年／終身」と豊富にある
- 3大疾病で入院後は保険料が免除されるオプションがある
- 退院後の通院を保障するオプションがある
非常にバランスが良い保障内容で、掛金も比較的リーズナブルです。オプションはシンプルで種類もほど良く、選択に迷うことも少ないかもしれません。
保障を充実させたい人も出来る限りコストを抑えたい人もこの保険を選択肢の一つに加えて検討して良いのではないかと思います。手術給付が不要な方を除いて。
メディケア生命
医療終身保険・メディフィットA
- 入院給付金は3,000円〜10,000円まで1,000円単位で選べる
- 給付日数は30日／60日／120日から選択できる
- 払込み期間は60歳〜80歳まで5歳刻みで選択可能。もちろん終身払いも可
- 8大生活習慣病もしくは3大疾病（がん・脳血管疾患・心疾患）で日数無制限にできるオプションあり
- 手術給付金を「受け取らない」選択が可能。給付金有りタイプにも10倍と50倍の2種類あり
- その他、非常に多くのオプションが用意されている
聞き慣れない保険会社ですが、2009年に住友生命が100％出資して設立した比較的新しい保険会社です。
見積もりサイトの作りが非常に良く出来ていて、メジャーでないオプションは初期状態では折りたたまれているなど、ユーザが無駄にページをスクロールしないで済むようになってます。そして折りたたまれたオプションを展開すると多岐にわたるオプションが表示され、必要とするオプションを選択することが可能です。
前述のチューリッヒ生命同様、コストを抑えたい人もオプション沢山付けたい人も比較検討に含めて良いプランの一つと思います。
保険の見直しで生涯コストを大きく下げる（その２）
父（私）の入院保険を見直して保険に掛かる生涯コストを下げることにしました。
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保険にかかる生涯コスト
すべての保険を今のまま続けた場合の生涯コストを試算するとこうなります。
棒グラフが単年度の掛金（左軸）、折れ線が50歳からの累計額（右軸）です。80歳時点で累計が1,700万円を超えます。
大部分が私の生命保険（2,000万円）の掛金（赤い部分）で、年を追うごとにグググっと上がっていきます。保険は一種の賭けなので私が早くにあの世に行けば大勝ち（？）する訳ですが、それ以前に年金暮らしになった70歳以降に年間100万以上も払えるはずもない訳です。なので、子どもたちが社会人になるタイミングで保険金額を段階的に引き下げていきます。最終的にはお葬式代程度かなと。
私の入院保険
少し脱線しましたが今回見直す私の入院保険は10年定期ものです。定期保険は病気になる確率の低い若い頃は掛金が安く、それはそれで合理的ですが、収入が減る老年期に一気に掛金が上がり、負担が重くなるデメリットも持っています。
なお、保険内容はこんな感じです。
よくある内容の保険ですが、入院1回あたり124日まで保険金が出るので長期入院のリスクに対応できるのは良いです。
保険は想定以上のリスクに対応するためのものなので、長期間の入院とか通常の治療では対応できないような病に掛かった時とかに対応できれば良いです。そういった意味では「30日までの入院は給付ゼロ。30日超えたら一日あたり1万円。支払い日数無制限」とか、そういった保険があってほしい。あるのか？
掛金はこんな感じです。
（40〜49歳で下がってるのは余分な特約（がん保障特約）を外したため）
若いうちは安いのですが、60歳を越えるとグググっと上がります。そして80超えてからの掛金が不明なのは不安でしかありません。
そして累計コストを計算するとこうなります。
50歳以降、79歳までに220万以上を支払うことになります。これまでの20年累計と比べて4倍以上です。そして80歳過ぎてからの掛金は想像するしかありませんが、長生きすればするほど苦しくなるという保険地獄を想像せざるを得ません。
見直し待ったなし、です。
